未完成東方原作STG風シナリオテキスト「東方照真天 ~ Ancient Times except Nature.」
この記事はなあに
2018~2020年頃にかけてBurnyuho(うづきねい)が東方原作STG風シナリオテキストとして執筆するも、さまざまな理由で動画や東方風自作曲アルバムとして完成せずにお蔵入りになったものを、もったいないから公開しようという記事です。東方錦上京で公式とネタ被りしたことを記念し、勢いで蔵から出してきました【2025.08追記】なんとネタは被っていませんでしたタイトルの英語が意味不明なのは見逃してください
コンセプト
- エジプトをテーマにした東方全面風シナリオ(当初は全面風東方風自作曲アルバムにする予定だった)
- 太陽神アテンを6ボスにする
上記はエジプトと考古学が大好きな弊サークル絵師こと林檎ノスケさんの趣味によります。
主に「シナリオ執筆担当のわたしにエジプトの知識がなさすぎて細部が詰められない」という理由で、執筆途上でお蔵になりました。
初期稿
※色々雑だったり制作者のひとりごとみたいなものまで一緒に書いてありますが、当時書いていたテキストのまま載せています。
タイトル
東方照真天 ~ Ancient Times except Nature.(とうほうてるまてん)
メインタイトルはterm Atenとの引っ掛け。サブタイトルは頭文字がATeN.
あらすじ
幻想郷の太陽が沈まなくなっちゃった!
こりゃてーへんだ! 元凶を探してとっちめよう
シナリオテキスト
▽Stage1 幻想郷上空
霊夢:
ああ、暑い!
ただでさえ夏だっていうのに
こう何日も日が上りっぱなしじゃ敵わないわ!
どこを調べれば犯人に辿り着くのかも
さっぱり見当がつかないし……
ああ、苛々する!
妖怪の一匹や二匹退治しないと気が済まないわ!
雅:
おっと、気が立ってる人間を発見!
【神代日本のコメディアン 御多福 雅】
雅:
もしもし人間?
いくら沈まない太陽にやられて
日射病になりそうでも
心の余裕まで失ってはいけないよ?
霊夢:
あ、ちょうどいいところに妖怪発見
雅:
ストレスが溜まっているようなら
私の芸で笑っておいき
ちったあ心の涼風になるよ
霊夢:
そうね、そうすることにするわ
あんたみたいな空気の読めない妖怪を倒せば
少しは笑えるでしょうしね!
○1面ボス 神代日本のコメディアン
御多福 雅
Otafuku Miyabi
種族:笑いの神
能力:みんなを笑わせる程度の能力
(元ネタ:日本神話の岩戸隠れにて、すごい格好で踊ってみんなを笑わせたことで引きこもった天照を引っ張り出す一助になったといわれる神、アメノウズメ。天照が太陽神であることからの連想&ミスリード要員)
踊りと芸能を司り、そして笑いをもたらすといわれる女神。この名前は芸名。
彼女がもたらす笑いは、かつて闇に覆われた世界に光を取り戻す一助になったとさえ言われる。
「太陽が沈まない」という異変のせいで幻想郷が混乱しているのを見かねて、みんなにひとまず笑いを提供して場を落ちつけようと思って現れた。が、異変で気が立った巫女の前では逆効果であった。
原典でエロネタをはばからずみんなを笑わせた神なのですが、幻想郷的にどこまでエロネタ許容していいのかわからない
霊夢:
ああ、もう!
身体を動かしたせいで
かえって暑くなってきたじゃない!
笑えるどころか余計に苛々するわ!
▽Stage2 魔法の森
霊夢:
木陰に入ったけどやっぱり暑いわ!
思考能力が溶けて消えていくようよ
まともに頭が働きやしない!
まる:
こんな大事件を前にして
頭がまともに働かないなんて
【馬頭鹿体の迷探偵 赤鹿まる】
まる:
人間は本当に可哀想ね!
私の脳細胞を分けてあげたいくらいだわ!
霊夢:
あ、あんたは馬鹿
文字通りに馬鹿だけが取り柄の妖怪が
随分な言い様ね 自殺志願者なのかしら?
まる:
探偵なのに馬鹿だけが取り柄、なんて
悪評ばかり受けて幾星霜
でも、この沈まない太陽を目にしてから
私は目覚めたのよ!
冴えわたる茶色の脳細胞が言ったの
「この森の奥に奇妙な獣の守護する谷がある
そこにこの事件の真実が潜んでいる」ってね!
霊夢:
奇妙な獣の守護する谷?
今まで聞いたことのない話ね
馬鹿の言うことを鵜呑みにするのも危険だけど
まさか この太陽異変と関連が……
これは調べてみるしかなさそうね
情報提供有難う 馬鹿にしては役に立ったわ
まる:
どういたしましてー
ってちょっと待った
これは私が嗅ぎ付けた大事件よ
巫女に解決させてたまるもんですかー!
○2面ボス 馬頭鹿体の迷探偵
赤鹿 まる
Akashika Maru
種族:馬鹿(むましか)
能力:馬鹿である程度の能力
(元ネタ:百鬼夜行絵巻記載の妖怪「馬鹿(むましか)」)
幻想郷のへっぽこ私立探偵。
何はともあれ文字通りのお馬鹿。その頭脳は妖精にもひけをとらない。霊夢たちの知らないところで普段からあれやこれやの事件解決に(勝手に)奔走していたが、実力があまりにもダメ過ぎて鳴かず飛ばず馬鹿にされの有様であった。
だが、今回の太陽が沈まない異変に直面した彼女は、いつもの何倍も冴えわたる自らの脳細胞に気付く。今ならどんな謎でも解決できるような気がしたのだ。探偵の勘のままに調査を進めた彼女は、独力で「忘れられた谷」に異変の謎があるという事実に辿り着く。
しかし、探偵なのにお馬鹿で謎解きに弱い彼女は、谷の守護者が出すなぞなぞに正解できずに谷に入れず、調査を諦めざるを得なかった。そして巫女に八つ当たりすることになるのである。
霊夢:
自分で事件解決したいなら
なんでわざわざ私に喋っちゃったのさ
これだからやっぱり馬鹿は馬鹿ね
まる:
ふしゅー
いや、どっちにしろ私一人では解決できなかったのよ
その谷を守ってる獣がね
私にはとても解けないような難題ばかり出して
「解けた者だけ通りなさい」なんて言うからさ……
霊夢:
馬鹿には解けない難題
ふむ……
まあ 大した難題じゃあなさそうね
▽Stage3 忘れられた谷(入口)
霊夢:
馬鹿が言ってた谷とやらは此処ね
奇妙な獣が守護しているとの話だけれど……
虎祢子:
朝は1本足 昼も1本足
夜も1本足で歩くもの何だ?
【なぞかけする有翼の獅子 猫宣戸虎祢子】
霊夢:
一本多々良
虎祢子:
正解
それじゃあ次の問題ね
霊夢:
待ちなさい
あんたがさっきの馬鹿が言ってた
この谷を守護するっていう獣ね
虎祢子:
そうですわ 私は猫宣戸虎祢子
この谷に立ち入る者が
真に踏み入る資格ある者なのかどうか試す門番です
とはいえ、今はちょっと谷の中で
困った事態が起きていまして……
正直謎を出すまでもなくお通ししたい気分ですわ
霊夢:
通してくれるのは別に良いんだけど……
谷の中で困った事態ですって?
虎祢子:
ええ 眠りから目覚めた谷の住人の一体が
ちょっと厄介なことを始めまして
彼女のせいで 太陽は沈まなくなり
馬鹿であろうと中途半端に真実が見える
そんな異変が幻想郷に起こっているのです
霊夢:
なるほどね
つまりこの炎天異変を起こしている者がこの谷に居る!
これは是非とも谷に入らせてもらって
そいつを退治しないといけないわね
虎祢子:
その通りなんですが
残念ながら無条件で人間を谷に入れることは
私の職務上許されておりませんので……
この謎と頓智の弾幕を以て
立ち入るに相応しい者か試させていただきますわ!
○3面ボス なぞかけする有翼の獅子
猫宣戸 虎祢子
Nekonoko Koneko
種族:獅子
能力:謎を出題する程度の能力
(元ネタ:スフィンクス)
「呪いの谷」の入口を守護する獣。猫に見えるが獅子である。谷に立ち入る者を追い返す役目を持っている。
頭の回転が速く、なぞなぞや謎掛けが大好きである。常人なら解けないような謎を出題し、不正解者を追い返すことで、谷を侵入者から守ってきた。
が、今回ばかりは「谷の中で明らかに異変が起こっているのでどうにか解決したいが、守護獣の立場上谷の入口を守る仕事から離れられない」というわけで、困り果てていたところで自機たちに遭遇する。自機たちが谷内部の異変を解決する力を持ち合わせていると察した虎祢子は、自らの弾幕なぞなぞを解けば谷に入って良い、そして谷の異変を解決してくれ、と自機たちに頼むのであった。
この流れだとEXが谷の宝物を盗掘しに来た怪盗とかになりそう(こなみ
虎祢子:
大正解!
さあ どうぞ谷の中にお入りくださいまし
全ての元凶はおそらく未だ谷の奥に居ますわ
霊夢:
やっと黒幕の尻尾を掴んだというところね
これからが異変解決の本領よ!
ここまで書いたところで「いまいち面白くないなこれ」と思ったため、この稿はボツになる
第4稿
※第2~3稿もテキストがありますが、初期稿以上に面白くなかったので蔵出ししないでおきます
シナリオテキスト
▽Stage1 幻想郷上空
魔理沙:
死ぬほど暑いじゃねーかこのヤロー!
どうせまた誰かが何かをやらかしてるせいで
こういう異常気象になってるんだろうが
こうも太陽が沈まないと
どこまで昨日でどこから今日かすら良く判らん
ラスト:
ひゃっほー!!
【真実に光り輝く妖精 ラストフォト】
ラスト:
ああ、とっても気分が良いわ
空前絶後に気分が良いわ!
魔理沙:
おうおう
妖精はいつも通りテンション上がってるな
ラスト:
この輝かしい陽光が幻想郷全体を照らしているのよ!
今日はなんて素晴らしい日なのかしら!
ねえ、貴方もそう思わない?
魔理沙:
ああそうだな
今日は最高に素晴らしい日だ
日射病で朦朧とするほど素晴らしいぜ
ラスト:
でしょでしょ?
人間だってそう思うんだから間違い無い!
今日こそ私が100年来(注:公開日に合わせて年を調整する)待ち望んだ日
そして幻想郷にとっても過去最高の日になるのよ!
〇1面ボス 真実に光り輝く妖精
ラストフォト
Last Photo
(キャラ設定テキスト未着手)
魔理沙:
あー素晴らしい素晴らしい
眩暈がしてくるぐらい今日は素晴らしいぜ
しかし、テンションが上がった妖精にしたって
訳のわからない奴だったな
まあ……妖精はこんなもんか
▽Stage2 魔法の森
魔理沙:
真面目な話として
そろそろ日陰に入らないとやってられん
だが日陰に入ったところで
正直焼け石に水だな
暑いぞー!
トゥト:
見つけた!
魔理沙:
お、なんだなんだ?
【現世に蘇った悲劇の王 トゥト・アンク・アメン】
トゥト:
神の力を得た
あいつら配下の妖精を仕留めるだなんて……
君、ただものじゃない実力の持ち主だね
魔理沙:
ん?
何を言ってるんだお前
さっきの妖精のことか?
いや、あれは何の変哲も無い
熱気でテンション上がっただけの妖精だったが
トゥト:
〝あの光〟の力を得た妖精を
そんなに容易く退けるなんて……
やはりあいつらを止められる者は君しか居ない!
謀略を阻止するため、僕と一緒に戦ってくれないか!
魔理沙:
おっと
お褒めにあずかり恐れ入るが
生憎見ず知らずの木乃伊の頼みを
おいそれと聞けるほどお人好しじゃあないものでな
トゥト:
やはりか
まあ、僕も無条件で話が聞いてもらえるなんて
ムシの良いことは考えていないさ
まずは僕が君を打ち倒す!
話を聞いてもらうのはそれからだ!
○2面ボス 現世に蘇った悲劇の王
トゥト・アンク・アメン
Tut Ankh Amen
種族:木乃伊
能力:アメンに愛される程度の能力
(キャラ設定テキスト後述)
魔理沙:
話を聞いてもらおうとした奴が
逆にやられてどうするんだよ
トゥト:
だって思ったより強かったんだもーん
魔理沙:
それじゃあ打ち倒された木乃伊は
私の話を聞いてくれるな?
〝あの光〟ってのは何だ
妖精がその力を得ているっていうのは本当なのか?
トゥト:
ああそうだ
〝あの光〟は太陽光の姿を借りた神の力
あいつらが召喚した神が舞い降りようとしているんだ
だが、その降臨は幻想郷に破滅をもたらす
だから止めなくてはいけないんだ!
魔理沙:
なるほど
何が何やら
トゥト:
ああ、こうしてはいられない!
僕だけでも早くあいつを止めなければ!
魔理沙:
あっ ちょっと待て!
話を聞けっての!
くそう
木乃伊なんだから大人しく
私に取られておけば良かったものを
▽Stage3 西の谷
※ボスの名前と設定未定。暫定で「アイ」とします。
魔理沙:
とりあえず木乃伊を追いかけてみたはいいが
森の奥にこんな場所あったか?
岩だらけでやけに殺風景というか
面白さの欠片もない場所だな
アイ:
この場所の偉大さが判らないなんて!
貴方は相当見る目の無い人間のようね
魔理沙:
そんなに凄い場所なのか此処?
へーすごいなー偉大だなー
アイ:
見え透いた嘘はやめなさい!
まったく
かつての我が主を退けたのだから
もう少し聡明な人間だと思ったのだけれど
そんなことは無かった
魔理沙:
さっきの木乃伊がお前のボスなのか?
ボスにしちゃあ強くなかったな
アイ:
いいえ、彼女はあくまで〝かつての主〟よ
彼女の治世に於いて、私は前代によって
滅茶苦茶にされた王国の信仰を元に戻したの
自分では結構良い事したかなと思うんだけど……
でもこうやって現世に復活してみたらどう?
まるで私が主を殺した悪人みたいに
言われてるじゃない!
不本意だわ
私は主の意に沿ってあんなに頑張ったのに!
魔理沙:
おおっと、自画自賛する奴に大した奴は居ないぜ
この私が言うんだから間違い無い
アイ:
それもこれも貴方みたいな後世の人間共が
好き勝手な嘘をばら撒いたせいだわ
でも良いの
〝今の主〟は私に賛同してくださった
そして神の力で現世のあらゆる人間に
真実を知らしめると約束してくださった!
世界を真実の光で照らせるのなら
私はかつての主を裏切ることも辞さない!
嘘を弄ぶ人間よ!
真実の光に焼かれて灰となれ!
アイ:
くっ
我が主、お許しください
魔理沙:
やったー、木乃伊が取れた!
すり潰せば薬にでもなるかね
アイ:
死体損壊はやめなさい!
魔理沙:
嘘だっての
アイ:
嘘はもっとやめなさい!
……まあいいわ
我が主の手で神の召喚が完遂されれば
この程度の嘘など意味をなさなくなる
あらゆる真実が白日の下に晒され
あらゆる嘘は神の手で暴かれる
そうすれば私に着せられた汚名もきっと……
魔理沙:
なんだそれ
わざわざ神の力を借りて
嘘がつけない世界にするだなんて
そんなつまらんことがお前達の望みなのか?
やってることが小っちゃいな
とにかく、その小っちゃい奴が今回の黒幕か
……この谷、まだ奥に行けそうだな
▽Stage4 東の谷
※ボスの名前と設定未定。暫定で「エルシー」「フランシス」とします。
魔理沙:
なるほど確かに
さっきの木乃伊が言っていた通り
この谷は偉大な場所のようだ
あちこちにお宝が〝隠されていた痕跡がある〟
ほとんど全部盗まれてるけど
こりゃ、もう少し早く来て
誰かに盗られる前に頂くべきだったな
フランシス:
聞いてよエルシー!
この人間、私達のお友達を倒した上に
王様達のお墓を荒らす気だったんですって!
許すまじだわ!
エルシー:
そうよねフランシス!
私達の妖精さんに意地悪した挙句
墓荒らしなんて大罪だわ!
魔理沙:
妖精さんに意地悪?
あー忘れてた
あの熱気で浮かれた妖精のことか
お前達の友達だったのか?
そりゃ悪いことをしたな
フランシス:
嘘は止めなよ
本当は悪い事だなんて
ちっとも思ってない癖に
エルシー:
人間っていつもそうだわ
息をするように嘘は吐くし
私達の友達に意地悪ばかり
魔理沙:
この程度なら嘘の部類にも入らんだろうが
だいたい襲ってきたのはあの妖精のほうだろ!
フランシス:
それはそうよ
エルシー:
だって私達があの子に頼んで
異変を調べようとする者を襲わせてるんだもん
魔理沙:
なんだって?
フランシス:
〝現世を真実の光で照らしたい〟という
王様の望みは
そのまま私達の望みでもあるわ
エルシー:
だから〝妖精さんを操ることができる〟
私達も彼女に協力して
邪魔者排除に動いてるってわけ
フランシス:
さあ、今こそ目にもの見せてやる時よ!
エルシー:
私達と妖精さんを否定した現世の人間に
フラン&エルシー:
神なる真実の光をもって制裁を!
フランシス:
えーん意地悪ー
エルシー:
私達の妖精さんをボッコボコにしやがってー!
魔理沙:
いや、相手は妖精だぞ?
ボコボコにされたところでな
フランシス:
こうなったら王様ご本人に
言いつけるしかないわ
エルシー:
そうよそうよ
王様ならきっと仇を取ってくれるわ!
魔理沙:
喧嘩で負けた子供かよ
まあいい
どうやらその王様って奴が
文字通りにお前達の王様らしいな
この沈まない太陽をもたらしている王様……
▽Stage5 空白の地
魔理沙:
谷を抜けたと思ったら
何にも無いところに出たぞ
ネフェル:
何も無いとは失礼な!
【ネフェル・メリー・アテン(二つ名未定)】
ネフェル:
この地こそ私が偉大なる神のご降臨のために選んだ地
すなわち現代に復建された王国の都になる場所なのです
貴方が神官アイと妖精使いの二人を倒した
白黒の魔法使いとやらですね?
魔理沙:
おっと?
王様に言いつけた奴等を知ってるってことは
お前が噂の王様か
神様を喚び出そうとしているとかっていう
ネフェル:
いかにも
私こそが光と真実の太陽神アテンを幻想郷に召喚する者にして
召喚を妨げる貴方を排除するよう
志を同じくする者達に命じた存在です
ネフェル:
我が名はネフェル・メリー・アテン
かつて遥か南西方に位置した王国の王です
魔理沙:
追い詰められた犯人がご丁寧に自白してくれやがる
それじゃあお言葉に甘えて取り調べを始めるとしようか
まずはカツ丼が必要だな
ネフェル:
木乃伊の私に食物を供されても
なかなかに困るんですが
魔理沙:
冗談はともかく
お前は幻想郷の太陽を沈まなくして
何をしたかったんだ?
ネフェル:
沈まない太陽は副産物に過ぎません
そして、その光が幻想郷を覆ったのも副産物に過ぎません
私は幻想郷がどうなろうと興味は無いのです
アテン神を降臨させ、この地を神の都にする
そして愛しき我が娘を玉座に据え、
幻想郷に王国を復建する
私の望みはそれだけですわ
魔理沙:
妙だな
さっきの木乃伊神官や妖精使いは
随分〝真実の光〟とやらに拘っていたが?
ネフェル:
それも私にとっては副産物です
アテン神が幻想郷に降臨した時、彼女が放つ〝真実の光〟は
幻想の境界を超えて外界にまで及ぶでしょう
そして〝真実の光〟で照らされたその時
現世に生きる全ての者が
世界に隠されていたあらゆる真実を知るのです
彼女達はそちらが望みのようですね
ですが、私にとっては真実などどうでも良い
ただ偉大なるアテン神の名の下
我が娘が滞り無く王位に就ければそれで良いのです!
幻想郷よ 我が王国の復活のため
今こそ東方のテル・エル・アマルナとなれ!
○5面ボス
ネフェル・メリー・アテン
Nefer Mery Aten
種族:木乃伊
能力:アテンに愛される程度の能力
(※キャラ設定テキスト後述)
魔理沙:
ようし、犯人確保!
これで事件も一件落着……
っていう訳にはいかなそうだな
ネフェル:
私を倒そうが何も変わりません
アテン神は間もなくこの地に降臨します
アテン神とは、すなわち世界を
あまねく照らす太陽そのもの
一介の人間では
太陽を打ち倒すことなど不可能でしょう
魔理沙:
……
ネフェル:
それでも太陽に立ち向かうというのなら
ご自由にどうぞ
人間の丸焼きが一つ出来て終わりでしょうが
魔理沙:
残念ながら私はレアが好きでな
これ以上放っておいたら
問答無用でウェルダンにされそうだし
こんがり焼かれる前に私は動くぜ
▽Stage6 幻想郷上空
魔理沙:
眩しいな
こうして近くに寄って見ると
地底で見た太陽とはまた違う
ひたすらに光が目に痛い
アテン:
太陽の光がもたらすものは恵みや温もりだけではありません
【アテン・アマルナ(二つ名未定)】
アテン:
陽光が照らすことで明らかになってしまうこと、それは真実
〝真実の光〟に焼かれることも厭わず
降臨しかけた私のもとにやってくるなんて
貴方はとても勇敢で……
そして向こう見ずな人間なのですね
魔理沙:
おっと 私が向こう見ずだなんて
嘘は良くないぜ 嘘は
アテン:
私が嘘をつけるはずはありません
なぜなら私はこの太陽そのものにして
〝真実の光〟で世界を照らす者
嘘を口にすればたちまちその言葉は
我が光に焼かれて消えてしまうでしょう
あの王はそうやって
幻想郷のみならず現世全ての嘘を焼こうとしている
恐ろしいことです
彼女は私を地上に降臨させることの
重大さを判っていない
魔理沙:
いや
あの王様は嘘どうこうには関心無いって言ってたが?
娘のために都を作るとかなんとか
アテン:
理由がどうにしろ、結果は同じです
私がこのまま完全に降臨すれば、私のもたらす光によって
現世全ての嘘と幻想が焼かれ、真実と現実だけが残る
それはもちろん幻想郷の崩壊を意味しますし、
外界の崩壊も意味します
真実だけで成り立つ世界など存在しないのですから
そして私の降臨はあの王自身にも絶望をもたらすでしょう
なぜなら……
……
魔理沙:
なぜなら何だ?
アテン:
もう時間が無いわ
話をしている暇は無い!
勇敢で向こう見ずな人間よ、
今すぐここで私を打ち倒し
私の降臨を失敗させなさい
そうしなければ嘘が焼かれた現世は破滅する!
魔理沙:
言われなくてもそうするつもりだぜ
冗談のひとつも吐けない世界なんざ
つまらなすぎて真っ平御免だからな
アテン:
それで良い
人間はそれで良いのです
さあ、その弾で我が身たる太陽を砕け!
そして再び星と共に夜空に舞うのだ!
主要キャラ設定テキスト
○ネフェル・メリー・アテン
Nefer Mery Aten
種族:木乃伊
能力:アテンに愛される程度の能力
以降ネフェルと表記。今回の実質的黒幕。トゥトの実母。
地球の裏側で太古に栄えた王国の王であり、保存された肉体に魂が舞い戻って現世に蘇った。
彼女はとても娘思いの母親であった。決して身体的に丈夫ではない人間が多い王家の中でも、特に病弱な娘のトゥトを思うと、ネフェルは居てもたってもいられなくなるところがあった。
いずれ王位を継ぐであろう娘のために、彼女は「娘の即位の障害になるものは全て取り払わなければいけない」と決意した。
当時の王国で、王家の政治を大いに害していたのが、多神教を是とする神官たちの勢力であった。ネフェルは神官たちの力を削ぐため、それまで信仰されていた多神教を廃し、太陽の神を崇める一神教を信じるようお触れを出した。
しかし、そのことに対する反発は大きく、彼女は反対勢力に暗殺されたうえ、墓や遺体も損傷させられた。
そんな彼女が不完全な身体で現世に現れたのは、ひとえに太陽の神に娘の加護を頼むためであった。
復活した彼女は娘が早世したことを嘆いたが、早世したのであればせめて死後の魂の安寧だけでも神に祈らなければならない。
そう思い、彼女は太陽神を幻想郷に降臨させたのである。
ファラオっぽい服に包帯をぐるぐるしている感じの衣装。
ZUN絵さとり程度だが腕の長さがおかしい(指と腕が異様に長い)。身体が一部白骨化している。
棺の顔が削られていることを表現するため、顔に傷があってもいいかもしれない。
とても可哀想なお母さんをモチーフにしたキャラクター。おそらく5面ボスが妥当だと思われる。
名前案:ネフェル・メリー・アテン(ホルス名Kanakht-Meryatenの英語読み&メリトアテンにも引っ掛けている)
ネフェルケペルウラー(即位名)
○トゥト・アンク・アメン
Tut Ankh Amen
種族:木乃伊
能力:アメンに愛される程度の能力
以降トゥトと表記。ネフェルの娘。生まれつき非常に病弱であり、本人も幼少期から長く生きられないことを察していた。
ネフェルに深い愛情を注がれて育ったものの、本人は非常に鬱陶しがっており、母が自分のために行った宗教改革も「王国に無用な混乱を招くものである」として否定的に見ていた。
何度も母に宗教改革をやめるよう働きかけた。しかし、実際のところどう説得してものれんに腕押しであった。
自分ひとりのために国を揺るがす事態を起こすわけにはいかない。トゥトはネフェルの暗殺を決意し、実行に移す。
母の死を以て改革が一応の中断をみたことにトゥトはひとまず安心するが、まもなく足の怪我と突然の持病の悪化により命を落とした。
没後、現世に復活したトゥトは、ネフェルが今度は幻想郷に太陽神信仰と太陽神降臨を目論んでいることを知り、ショックを受ける。
母は再び世界に混乱を引き起こすつもりだ。トゥトは母を止めるため行動をはじめる。…と、そんなところで自機たちに出会ったのであった。
ファラオっぽい服に包帯をぐるぐるしている感じの衣装。母より装飾がきれい(現存している)。
ヤグルマギクはマストだと思うので持たせたい。
死の直前に足を怪我している。杖をついていてもいいかもしれない。
宝塚めいた中性的美少女のイメージがだいぶあります(趣味(でも病弱なのできっとひょろひょろしてるんだろうな
何面ボスかは未定。1~3面中ボス等で顔見せだけして4面が妥当だろうか。
トゥト「母さんがヤバいことをしようとしているんだ! 君も止めるのを手伝ってくれ!」
霊夢 「あんた誰よ。見慣れないわね。事情を知ってるってことは黒幕の一味ね! 覚悟なさい!」
名前案:トゥト・アンク・アメン(誕生名後半をアメンに変えたもの)
トゥトメスト・アメン(ホルス名Kanakht-Tutmesutの英語読み)
ネブケペルウラー(即位名)
○アテン・アマルナ
Aten Amarnah
種族:真実の神
能力:真実をありのままに照らし出す程度の能力
ネフェルがトゥトのために過去の多神教から一神教に移行しようとした時、その唯一神として名指された神。
太陽の如くこの世全ての真実を照らす力を持つと言われる。
ネフェル治世の時代、彼女はネフェルが自らを祀り上げることには懐疑的であった。
真実を照らす能力を持つ自分が仮に降臨すれば、トゥトが母に隠していた殺意も等しく照らし出してしまうからである。それはネフェルのためにもならないことだろう、と考え、アテンはネフェルに複雑な感情を抱きながら当時の王国を見ていた。
それから数多の時が流れ、幻想郷に復活したネフェルは今度こそアテンを召喚し、幻想郷をトゥトのための世界にしようとする。
トゥトは今なお、自分がネフェルを殺したことをネフェルには黙っている。アテンが降臨すれば彼女の能力によってその真実は暴かれ、娘を思うネフェルの心には取り返しのつかない傷がつくだろう。
自分はネフェルの召喚に応じて幻想郷に降臨すべきなのか。いや、ネフェルのことを思えば、きっとすべきではない――
そう考えたアテンは召喚失敗に見せかけるため、自機たちに降臨しかけた自らを撃破するよう頼む。
夕日が幻想郷の空に茜差していた。
誰が何と言おうと6面ボス。
蔵出しギャラリー
林檎ノスケさんによるZUN絵風イラスト



6面ボスのテーマ曲
実は林檎ノスケさんが作った6ボス曲をわたしがアレンジするなどしています。


